QC鳥瞰図管理法
QC鳥瞰図管理法
色彩科学の世界で代表的な”マンセル表色系”を基軸にした”QC鳥瞰図”という専用の色度図上で印刷物のハイライト(H)・中間(M)・シャドウ(S)‐3点のグレーバランスを優先して制御する世界唯一の印刷色調評価・管理システムです。
従来のベタ濃度・ドットゲイン中心の管理法に比べ、見た目の評価とよく相関する数値管理システムであることも検証されています。
「QC鳥瞰図管理法」で色調が数値保証された印刷物をターゲットにしたカラーマネージメントで、Japan Colorマッチング認証も取得しています。これにより、‐デジタルプルーフ・本機校正・本機印刷‐の色調を”QC鳥瞰図”という共通の尺度で保証することが可能になります。
弊社では、ジャパンカラー認証基準値の他にグローバルに普及しているISO12647-2やGRACoL/G7(北米)規格値との整合性も包括して品質管理を行っています。
※本システムの開発者で(学)日本プリンティングアカデミー(JPA)名誉教授(前学校長)の濵照彦氏をテクニカルアドバイザーにお迎えし、「QC鳥瞰図管理法」とその基礎になる「印刷機ドック」による機械精度検診にも取り組んでいます。
本機校正への適用のメリット
“QC鳥瞰図”は、野球に例えれば”ストライクゾーン”で、印刷色調再現の客観的評価基準になり得ます。本機校正に適用することにより、色調再現は常に基準内(ストライク)であることを客観的に確認でき、お客様にとっては色校正のポイント及び方向が明確になります。
また、”QC鳥瞰図”には色調の許容範囲が明示されており、その許容範囲の中でお客様の好ましい方向に意図的かつ微妙に色味と調子をコントロールすることも可能です。
お客様各位のご関心とご活用をお待ちしております。
QC鳥瞰図管理法に関するお問い合わせ
業務管理部 電話:03-3814-8145