FSC認証紙・FSCマーク使用のメリット・デメリット

メリット・デメリットをわかりやすく紹介

エイト印刷では、2007年8月にFSC認証を取得し、17年以上の実績と経験を積み重ねております。

現在FSC認証紙を使用する企業が増えています。カタログやパンフレット、紙袋やハガキ・封筒の印刷製品に加えて、紙ストロー等でも使われるようになっています。FSC認証紙・FSC認証マークが入ったFSC認証製品を導入する際のメリットとデメリットを紹介いたします。

(FSC認証の全体像については、【FSC認証】FSC認証紙にFSCマークを使った印刷物を参照下さい)

エイト印刷が選ばれる3つの理由はこちら

FSC認証とは?

FSC認証とは、昨今の環境問題に対応するため、管理された森林から生産された林産物を使用した製品を、消費者に届ける仕組みのことです。森林管理の認証、加工・流通過程管理の認証の2つで成り立っています。森林管理の認証は、あらゆる管理者・所有者の森林が対象となります。加工・流通過程管理の認証は、主に印刷会社が対象となります。製品を仕入れて、製品が完成するまでのすべての工程で、FSC®認証財が不適格なものと混ざらないかを審査された上で認証されます。

(FSC認証の詳細は、FSC森林認証とは?をわかりやすく解説を参照)

FSC認証紙とは?

FSC認証紙とは、FSC®が定めた規格に従い、適切に管理された森林から生産された木材を使った印刷用紙のことです。FSC認証マークがついた印刷製品は、FSC®認証紙が必ず使われております。

(FSC認証紙の詳細は、FSC認証紙とは?をわかりやすく解説を参照)

FSCマークとは?

FSC認証マークとは、FSC認証紙を使い、加工・流通工程を適切に管理した製品であるFSC®認証製品につけることができるラベルのことです。

(FSC認証マークの詳細は、FSC認証マーク(ラベル)とは?をわかりやすく解説を参照)

FSC認証紙・FSCマークを使用するメリット


知らずに違法伐採した木材を使うリスクをなくす


FSCのマークが入った製品(印刷用紙)は、適切な管理をされた木材を使っていることが証明されるだけでなく、流通・加工工程においても不適格なものが混ざらないように工程管理されています。

この管理により、最終的にこの製品を使用する消費者が、知らずに違法伐採した木材を使うなどのリスクがなく、安心して製品を使用できることで、世界の森林保全の支援ができることになります。

FSC認証マークを使うには、木材の伐採から製品に至る生産・流通・製造・管理する工程すべてにおいて、加工・流通過程(CoC)認証を取得した会社によって、取り扱われていることが条件となります。

認証を受けている会社は、日常業務においても不適合なものが混じらないように、様々なルールが設定されています。

また、ルールがきっちり運用されているかどうかの年次監査も受けております。

環境問題に真剣に取り組んでいる意思表示

環境問題が注目される現状において、環境負荷低減の対策を各企業にも求められるようになってきました。FSCマークをつけた製品を使うことで、消費者の目にとまり、環境問題に真剣に取り組んでいる意思表示ができます。

世界共通基準

環境問題は、日本だけでなく全世界の問題です。FSCは世界に広がり、基準についても世界共通基準です。FSCは世界49カ国の現地事務所で活動する国際機関で、現在はドイツのボンに国際事務局を置いています。

SDGsの達成に貢献

SDGsには、17の目標と169項目のターゲット(達成基準)が定められています。FSCは、14の目標と40項目のターゲット(達成基準)に対して貢献しています。

FSC認証紙を使用するデメリット


用紙の銘柄に制限がある


FSC認証紙である印刷用紙を使用しないといけないため、用紙の選択に制限が出ます。ただ、FSC認証紙の種類が増えており、選択肢の幅は年々増えています。また、あまり流通していない用紙でも、FSC認証紙がある場合がございます。詳しくはお気軽にご相談下さい。

スケジュールが通常よりもかかる場合がある

印刷製造工程において工程管理を徹底する必要があります。その過程で、一部スケジュールが通常用紙と比べて、日数がかかる場合があります。詳しくは気軽にご相談下さい。

(FSC認証の全体像については、【FSC認証】FSC認証紙にFSCマークを使った印刷を参照下さい)

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