カレイド印刷
Adobe RGBに近い表現をプロセス4色で実現!
UV+Kaleidoで実現できること
お客様から「もっと色が鮮やかにならないの?」というご相談を最近良くいただくようになりました。お話をお聞きするとデジタルカメラやCG(コンピューターグラフィックス)などクリエイティブ制作環境がデジタルで完結する現在、モニターで見えている色と印刷物の色の違いが「色にこだわりを持つ」お客様にとって課題となっている事がわかりました。
そのようなお客様の声に答えるべく弊社では、「品質」と「コスト設計」のバランスに優れたKaleidoインキによる印刷をご提供出来るようになりました。Kaleidoインキは、東洋インキ(株)が販売する「4Color広演色インキ」です。 このインキを使用する事で従来、色を鮮やかにする為に6色・7色の印刷を行っていたところをプロセス4色で、鮮やかな色合いの印刷物を制作する事が可能です。
2012年4月に弊社は、Kaleido印刷認証(※注1)を取得いたしました。
注1)Kaleido印刷認証とは、Kaleidoインキを正しく印刷出来る技術を有することを東洋インキ(株)が印刷物を評価し認証する制度です。
色の再現領域が広がる=広演色インキ
「RGBのイメージをそのままに」と「印刷に豊かな表現力を!」
kaleidoインキは、標準的なセットインキと比較して広域なカラーガモットを持っています。今まで色の再現が難しく、濁りを感じていた色あいが正常なモニターで見える色に近い仕上がりに改善されます。
TOYO COLOR FINDER(色指定特色チップ)を例とすると全1079色中、ΔE(色差)3以下で84%、およそ900色の特色をKaleidoは、再現することが可能です。ちなみに通常のプロセスインキでは、約69%、750色の再現であるとパソコン上での試算値ではシミュレーションされています。
Kaleido カレイドインキの特長
Kaleidoが効果を発揮するのは、マゼンタ系を中心とした色相とイエローを加えた彩度の高いグリーン系の色合いの再現に有効です。
※このページの画像の著作権は、東洋インキ(株)に帰属します。(無断コピー及び転記はご遠慮ください)
カレイド印刷に関するお問い合わせ
業務管理部 電話:03-3814-8145
よくいただくご質問
Kaleidoのサンプルはありますか?
印刷サンプルによるご説明をいたします。上記連絡先の業務管理部までお気軽にご相談ください。
Kaleidoを印刷発注する上での注意点はありますか?
- 広演色効果のある画像やデザインであること。
- 画像以外の色合いもKaleidoインキの影響を受けるという理解とデザイン設計が必要になります。
- デザイン段階でKaleidoのシミュレーションが難しいこと。カレイドの色合いが再現出来るプリンターなどが整備されるなどワークフローが確立されている必要があります。
- 用紙との組み合わせによりKaleidoインキ特有の効果もあります。※制作ワークフローに関しては、弊社営業部にご相談ください。
- さらに弊社特長としては、UV印刷の効果+Kaleidoインキの特長のシナジー効果をご提供いたします。
価格は?
通常印刷インキより高価になりますが6色・7色インキよりリーズナブルに広色域の印刷物を実現します。色をより鮮やかに表現したいというニーズに対して、費用対効果の高い広演色インキです。